肥満は大きな障害をもたらすので十分に注意しましょう。肥満でいても何もいいことはなく健康被害が大きくなるだけです。また、体重が少なくても内臓脂肪が多い隠れ肥満もありますので、定期的に健康診断を受けてチェックしましょう。

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肥満と体脂肪率の関係

脂肪が体重に占める割合を体脂肪率と呼び、家庭にある体組成計などで簡単に測定することができます。
体脂肪には体温の調節やエネルギーの貯蔵など重要な働きがあり、人間が生命を維持するためには大切な栄養素の一つですが、過剰に蓄積された状態は肥満と言われ、体に悪影響を及ぼすことになります。
肥満かどうかの判断は、性別や年齢、体脂肪率によって基準が異なります。
成人男性の場合、体脂肪率17%から21%程度が標準で、22%から26%で軽度、27%以上では重度肥満となります。
40代から50代では、18%から22%が標準、23%から27%が軽度、28%以上が重度です。
女性の場合は35%から39%が軽度、40%以上が重度とされ、年齢によって若干の違いがあります。
肥満には脂肪が皮下組織に蓄積されるタイプの皮下脂肪型と、腹回りなど内臓部分に脂肪が蓄積される内臓脂肪型の二種類があり、男性に多いとされる内臓脂肪型は注意が必要です。
特に高血圧・高血糖・脂質異常症のうち2つ以上を合併し、なおかつ内臓脂肪型肥満の人はメタボリックシンドロームと呼ばれ、動脈硬化症のリスクが高くなることから注意喚起されています。
メタボリックシンドロームを予防するためには、食事療法によるカロリーコントロールにより脂肪分の過剰摂取を抑制することや、定期的な運動により脂肪を燃焼させることが有効とされています。
無酸素運動は糖分を消費しますが、有酸素運動では脂肪分を燃焼するため、肥満解消には有酸素運動が効果的です。
また、喫煙者は禁煙することも望まれます。
食事療法と運動の2つによるアプローチは、高血圧や糖尿病といった生活習慣病にも効果があるため、健康寿命の延伸にも有効です。

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